【2026春季都大会】夏の東東京を制するために「役割」の確立へ。工学院大付戦で解くべき二つの宿題
明日11日、スリーボンドスタジアム八王子で行われる春季東京都大会3回戦。
帝京の相手は、工学院大付です。この試合、私は単なる「春の1勝」を目指す場とは考えていません。灼熱の東東京を勝ち抜くために、2回戦でみえた「宿題」を解くための実戦テストの場です。
1. 第一の宿題:エース仁禮以外の「必勝パターン」の確立
夏の連戦、そしてあの暑さの中で、仁禮パスカルジュニア投手のコンディションを最後まで保つことは極めて重要です。そのためには、今この時期に「仁禮以外の役割」を明確に決めなければなりません。
第二の先発の柱の発掘: 経験の浅い成田投手、あるいは植草投手が、どこまで「計算の立つ先発」として機能するか。昨秋、中堅校相手には打ち込んだ工学院打線を力で抑え込むことが、その証明となります。打力のある工学院は格好のテストになるでしょう。
火消しのショートリリーフ確立: もし先発がピンチを招いたら、即座に左腕・渕投手を投入します。絶体絶命の場面で火消しができる「ジョーカー」としての適性を確認する、実戦ならではのテストです。2回戦の東京高校戦で出来なかったこのテストを明日ぜひ見たいところです。
勝利の方程式の完成: セットアッパー岡田投手から、守護神・目代選手への必勝リレー。この7回〜9回の流れを盤石にすることが、チーム全体の安心感に繋がります。
仁禮投手を温存し勝ち切ること。それが、夏への最大の収穫となります。金田監督は、エースの登板をまだ我慢できるでしょうか?
2. 第二の宿題:DH安藤丈二、打棒復活への特等席
もう一つの大きな宿題は、DHとしての出場が続く安藤選手の打撃復調です。 恐らく肩か肘に怪我を抱え、打撃一本に集中しているにも関わらず思うように結果が出てない安藤選手。主砲である彼にまずこの春の初安打がほしいところです。微妙なところになりますが、楽に打たせようとして、安易に6番とか7番に打順を降格することは、プライドを傷つけ、かえって自信を失わせるような気がします。金田監督としては、安藤への不変の信頼感を打順で示し、**「1番・安藤」**を継続すべきだと考えます。
狙い: 1打席でも多く回し、本来の感覚を強引にでも引き戻させること。
打線の最適化: 安藤選手が打ち取られても、2番から実質的な「新1番」がスタートし、蔦原、目代、立石と続くクリーンアップへ繋ぐ。これにより、安藤選手にプレッシャーを与えすぎず、打線の勢いを維持できます。
「打てる順に並べる」選抜スタイルか、「2番に1番タイプを置く」スライドスタイルか。どちらにせよ、安藤選手を打線の最前線で信じ抜くことが、夏に彼が爆発するための最短ルートです。
結びに
今はまだ完成度を競う時期ではありません。しかし、2回戦で不十分だった「役割の明確化」というピースを埋める作業は、夏に頂点へ立つために不可欠なプロセスです。
「多少の失点は、打線が必ずひっくり返してくれる」。 その信頼を背に、若手投手が躍動し、主砲が目を覚ます。4月11日、八王子の地で帝京の「夏への解答」が見られることを期待しています。
頑張れ、帝京高校!
まったくの同感です。今後に期待です
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